概要
マットレス値段と品質
熟睡には高品質のマットレスが不可欠ですが、選択肢が多いため、選ぶのはかなり困難です。
特に「値段」で迷うことが多いでしょう。
基本的にマットレスの価格と機能は比例しますが、中には19,800円と49,800円のマットレスが同品質であったり、150,000円もする高級品なのに、腰や背中を痛めてしまう疑惑の品質のマットレスが稀に存在しています。
この価格と品質のバランスの不明瞭さが、マットレス購入の障害になっています。
「買って後悔した」という方を一人でも減らすため、「熟睡マットレスを選ぶポイント」「おすすめマットレスの比較」について、以下で詳しく紹介していきます。
ネットで売れるおすすめマットレス
最も売れているマットレスは、楽天で人気NO1の座を長期間維持している「雲のやすらぎ」です。
大相撲の千代丸関が愛用しているシーンがテレビで放映され、そこから火が付き、人気マットレスになりました。
また、球界のレジェンド山本昌投手が愛用していた「モットン」も人気商品です。
「雲のやすらぎ」「モットン」は共に店舗販売はなく、購入はインターネット通販のみ。
自社のネット販売への特化で、問屋への中間マージンを無くし、価格を抑えているのです。
その他、「マニフレックス」や「東京西川」などの有名ブランドも根強い人気があります。
雲のやすらぎ
【おすすめポイント】
■すべてのマットレスの中で最高クラスに寝心地がいい
■圧巻の厚さ17cmながら、柔らかすぎず沈み込みは少ない
■体への負荷が少ないので腰痛や肩こりへの効果が期待できる
ジャンル | 高反発ウレタンマットレス | |
価格 | シングル | 39,800円 |
セミダブル | 49,800円 | |
ダブル | 59,800円 | |
硬さ | 150Nのみ | |
厚さ | 17cm | |
耐久性 | ◎ | |
保証 | 業界最長クラス100日間の返金保証 |
雲のやすらぎの人気
ネット売上NO1の座を維持するが「雲のやすらぎ」で、体圧分散性(点ではなく面で体重を支える機能)に優れています。
17cmと驚異的な厚みで、寝心地と機能性を両立させています。
寝返りも打ちやすいので、腰痛に悩む方に最適でしょう。
両面で異なった素材を使用し、夏はサラっとして涼しく、冬温度を保持して温かい。
寝具に求められる機能性を完備している点が支持を集めるポイントなのです。
雲のやすらぎの評価
肩や腰への負担が軽く、腰痛の人で安心して使え、その上、厚みがあるので寝心地も非常によいといった点で評価が高いです。
マットの両面を季節によって使い分けられ、夏は通気性のよい面を、冬はウール地の面を使用し、年間を通して快適な眠りを提供してくれるとの口コミが多く見られます。
「国産」の安心感も人気の秘訣で、防ダニ・防カビ対策も万全なので、赤ちゃんやお子様でも安心して使えます。
雲のやすらぎの価格
雲のやすらぎのサイズは「シングル」「セミダブル」「ダブル」の展開です。
価格は、シングルが39,800円、セミダブルが49,800円、ダブルが59,800円です。
公式サイトや楽天、Amazonなどの大手ECサイトで販売されていますが、価格は統一されているので、どこで買っても差はありません。
しかし、100日間の返金保証が付くのは「公式サイトだけ」なので、絶対に公式サイトでの購入をおすすめします。
非常に寝心地がよく、体にも優しいマットレスなので、決して安くはありませんが、品質を考えればコスパは悪くないと言えます。
モットン
【おすすめポイント】
■しっかりとした寝返りサポート力で全身リラックスできる
■薄くて軽量なので持ち運びが容易で陰干しも簡単にできる
■販売総数10万枚と顧客満足度95%の実績
ジャンル | 高反発ウレタンマットレス | |
価格 | シングル | 39,800円 |
セミダブル | 49,800円 | |
ダブル | 59,800円 | |
硬さ | 140N~280N | |
厚さ | 10cm | |
耐久性 | ◎ | |
保証 | 90日間の返金保証 |
モットンの人気
ネット販売専用マットレスのモットンは、売上上位のマットレスとして有名で、老若男女を問わず支持されています。
反発性能に優れ、寝返りをサポートしてくれ、睡眠中でも正しい寝姿勢を維持できます。
その結果、筋肉や靭帯を緩められ、血行が促進され、疲労物質が消化されていくので、腰痛や肩こりに効果が出ます。
この健康機能が充実しているモットンは、快眠と健康維持を求める方におすすめの1枚なのです。
モットンの評価
ネット内のモットンに対する口コミ評価は概ねよいものばかりです。
体勢に関わらず寝返りを快適にサポートしてくれるので、腰への負担が少なく、横向きで寝た場合でも背筋が伸びるような姿勢を維持できます。
腰痛や肩こりの対策には最適のマットレスです。
モットンの価格
モットン購入は公式サイトおよび楽天などの一部サイトのみになっています。
サイト間での価格差はないので、安心して購入できます。
但し、公式サイトの場合はキャンペーンを実施している場合があり、他の通販サイトよりも安く購入できるタイミングがあります。
マニフレックス
【おすすめポイント】
■世界最高品質の一流ブランドマットレスなのでハズレがない
■多くのアスリートが愛用する信頼性と実績
■種類が豊富なので、自分の好みに合った1枚が見つかる
マニフレックスの人気
イタリアの寝具ブランドで、世界トップのマットレスメーカーである「マニフレックス」は、世界50カ国以上で愛用され、枕などの寝具も総合的に高い評価を得ています。
日本でも百貨店の寝具売り場などでは大人気です。
中でも、日本人に合わせて専用設計した国内専用モデルが売れ筋で、特に腰痛や肩こりに悩む人から支持されています。
畳の上でも使えるマットレスや収納が容易な三つ折りモデルなど、多種多様なマットレスが売られているので、自分のライフスタイルに合ったモデルが探せるでしょう。
マニフレックスの評価
反発性能に優れたマットレスなので、必要以上に体が沈まず、常に正しい寝体勢が維持でき、リラックスした姿勢で寝られます。
サッカーの香川真司選手やプロ野球の山田哲人選手、青木宣親選手など、体が資本の多くのスポーツ選手(トップアスリート)がマニフレックスのマットレスを愛用しているのが高機能の証明なのです。
マニフレックスの価格
マニフレックスは、金額だけを考えれば「高級ブランドマットレス」に位置づけられるかもしれませんが、それを上回る品質なので、極めてコストパフォーマンスのよいマットレスだと言えます。
ウレタンの質や製造方法などは、さすが世界のトップメーカーとのレベルです。
また、通気性や耐久性も業界トップクラス。
価格は10万円以上から、比較的リーズナブルな3万円前後で購入できるものもあります。
多くのラインナップから、予算に合わせてセレクトできるのも利点のひとつです。
東京西川Air
東京西川Airの人気
サッカーの三浦知良選手やプロ野球の田中将大選手、大谷翔平選手など、多くのトップアスリートが愛用している東京西川Airは疲労回復に効果がある人気のマットレスです。
CMでの露出も多いので、知名度も抜群です。
マットレスの売れ筋ランキングでも常に上位に位置し、質の高い眠りを提供しています。
東京西川Airの評価
表面のでこぼこで体をしっかりと点で支え、腰の沈み込みを防ぎ体圧を分散することで、体への負担を軽減します。
結果、血流が促進され、筋肉や靭帯の疲労回復が医学的にも証明されています。
このあたりの研究開発能力はさすが大手の寝具メーカーです。
自然な寝姿勢をキープでき、通気性がよくムレないのでリラックスした睡眠を得られると高評価です。
東京西川Airの価格
東京西川Airマットレスの価格はシングルサイズで6万円から14万円台、セミダブルサイズで8万円から18万円台、ダブルサイズで16万円から20万円台となっています。
マットレスとして高価ですが、それに見合うだけの機能が大きな魅力です。
エムリリー
エムリリーの人気
イングランドのサッカーの強豪マンチェスター・ユナイテッドの公式マットレスとしてお馴染みのエムリリーは高級ブランドとして高い人気を誇っています。
世界規模のマットレスブランドなので、やや敷居は高く、高嶺の花のような存在ではありますが、魅力ある商品であることは疑いようがありません。
エムリリーの評価
高級ブランドのエムリリーの評価は高く、適度な柔らかさにサポート性を兼ね備えていてしっかりと体をホールドしてくれるとの声が多数あります。
寝心地がよく熟睡でき、かつアスリートマットレスらしく、腰痛改善の評価もされています。
エムリリーの価格
価格はサイズや厚さによって異なりますが、安いものであれば2万円程度から購入できます。
厚さ11cmのシリーズは、シングルで3万円前半、ダブルだと5万円前後の価格で販売されています。
おすすめの折りたたみマットレス
折りたためるので簡単に収納できます。ワンルームマンションでの一人暮らしに最適なマットレスです。
軽量なので女性でも持ち運びは容易です。
自立するのですぐに陰干しができ、ダニやカビの発生を抑えられます。
マニフレックス メッシュ・ウィング
マニフレックス メッシュ・ウィングの人気
世界トップクラスのマットレスメーカーが「マニフレックス」ですが、その折りたたみシリーズである「メッシュ・ウィング」は日本国内で人気があります。
その理由は、高い反発力と通気性を両立したウレタン素材です。
カバーを取り外して洗えるので、衛生的でもあります。
マニフレックス メッシュ・ウィングの評価
高品質ウレタン素材の使用で、底づき感がなく、睡眠時に体が痛くならない点に評価が集まっています。
また、一般的なマットレスと比べて芯がしっかりしているため、耐用年数が長いと言われています。
カバーに通気性のよい素材を使用している点や取り外して洗えるので清潔といった点でも高評価です。
マニフレックス メッシュ・ウィングの価格
マニフレックス メッシュ・ウィングは、シングルからクイーンまでとサイズは豊富です。
参考価格はシングルが3万円台前半、セミダブルやダブルが4万円台後半から5万円台となります。
高品質なマットレスの中では比較的お手頃な価格です。
アイリスオーヤマ エアリーマットレス エクストラ
アイリスオーヤマ エアリーマットレス エクストラの人気
マットレスでも特異な存在感を持つのが「アイリスオーヤマ」で、中でもエアリーマットレス エクストラは、特に人気の高い商品です。
アイリスオーヤマならではの質感の高さと充実した機能性が特徴です。
アイリスオーヤマ エアリーマットレス エクストラの評価
使用素材は「エアロキューブ」というチューブ上の繊維で、クッション性や体圧分散性・通気性や耐久性が高次元でバランスされています。
特に「エクストラ」は、エアリーマットレスの中でも高級ラインで、高機能になっています。
アイリスオーヤマ エアリーマットレス エクストラの価格
アイリスオーヤマ エアリーマットレス エクストラは、1枚タイプなら19,800円です。
品質を考えれば、決して高額ではなく、むしろ、かなりお買い得でコスパのいいマットレスだと言えるでしょう。
エアウィーヴ マットレス スマートZ
エアウィーヴ マットレス スマートZの人気
エアウィーヴ マットレス スマートZは価格が安くないものの、機能性はお墨付きなので、値段に見合った価値があると言えるでしょう。
イメージキャラクターに浅田真央さんを起用していることもあり、特に女性や高齢者からの支持が高いのが特徴です。
エアウィーヴ マットレス スマートZの評価
エアウィーヴ マットレス スマートZは、やや硬めで体をしっかり支えてくれるとの評価が多くなっています。
その一方で、体重の軽い女性を中心に、少し硬すぎると感じる人もいて、柔らかめが好きな人にとってはあまり評価が高くない傾向も見受けられます。
寝心地の好みで評価が分かれるかもしれません。
エアウィーヴ マットレス スマートZの価格
販売しているショップやサイズによって価格は異なりますが、シングルであれば平均すると4万円弱で購入できます。
楽天やamazonでも販売をしているので、ポイントなどがあれば実質的には更に安く買えるでしょう。
おすすめの低価格マットレス
気軽に買えるマットレスなら家具量販店系や大手通販系がおすすめ。
耐久性や寝心地に問題はありますが、寝るだけなら十分です。
種類も豊富なので、いろいろなタイプから選択できるメリットもあります。
ニトリのマットレス
ニトリのマットレスの人気
「お値段以上」のキャッチフレーズで有名なニトリのマットレスですが、価格の面からは人気があるものの性能の面からすると少し微妙な部分が存在します。
価格を抑えるために高価格帯のものに比べて機能が削られているのは当然ですが、それでももう少し・・・という気がします。
とはいえ、品質が悪いわけではありません。
ニトリのマットレスの評価
実際に使用している人の評価は「価格面と機能面は釣り合っている」との声が多いようです。
一方、腰痛を持っているような人には少し硬めに感じるとの意見もありました。
あまりに硬い場合はニトリのマットレスの上にもう一枚薄いマットレス(トッパー)を重ね対応すればよいでしょう。
ニトリのマットレスの価格
価格は他製品に比べると安く設定されているイメージですが、それは広告の効果かもしれません。
同レベルの商品をインターネットなどでつぶさに比較してみると、実はそれ程には安くないとの結果が出ています。
マニフレックスなどの一流ブランドとあまり変わらないケースもあるので、十分な比較検討が必要です。
無印良品のマットレス
無印良品のマットレスの人気
無印良品のマットレスは「洗えるタイプ」が一番人気です。
ファスナー外し、中身を取り出して通常の洗濯機で洗濯できる点がウケています。
汗や黄ばみなども綺麗に洗えるので便利で衛生的です。
無印良品のマットレスの評価
無印良品のマットレスは、メンテナンスもしやすく、清潔感を保ちやすいと評価は概ね良好です。
価格も安価なので、手頃なマットレスを購入したい方にはおすすめできます。
無印良品のマットレスの価格
無印良品のマットレスの価格帯は安価なものから高価なものまで幅広く取り揃えてありますが、全体的な価格は平均的なレベルです。
腰への負担や機能性を求めているのであれば、なるべく3万円以上のマットレスを購入するとよいでしょう。
アイリスオーヤマのマットレス
アイリスオーヤマのマットレスの人気
アイリスオーヤマは価格が安く、お買い得感が人気で、手頃で試しやすいので支持されています。
機能も決して悪くありません。
ただ、人気の理由は、あくまでも価格。
価格の割に高機能でありますが、性能面が特別に評価されているわけではありません。
アイリスオーヤマのマットレスの評価
アイリスオーヤマのマットレスの評価は良くも悪くも「価格」です。
マットレスとしての性能は悪くないものの、価格が価格なのでそれほどの期待は禁物との評価が多く見受けられます。
とはいえ、価格の割には高品質であるのは間違いありません。
アイリスオーヤマのマットレスの価格
安さが魅力のアイリスオーヤマのマットレスだけあって、安価なものであれば2~3千円程度で購入できます。
高機能商品は1万円半ばからになりますが、この価格帯ではアイリスオーヤマ以外の選択肢も増えてきます。
1万円以下のおすすめマットレス
「機能性などは無視するので、とりあえず寝られればいい」「使い捨て感覚で買ってみる」という方には、1万円以下のマットレスがおすすめです。
マットレストッパーとしても使えるので、今の寝心地を変えたい方にも最適です。
MyeFoam
累計20万枚の売上実績。
クッション性と復元性を兼ね備えた高反発素材なので、体の沈み込みを保ち、腰や肩への負担を軽減します。
通気性が抜群で蒸れずに快適に眠れます。
丸めて専用の収納袋に格納すれば持ち運び可能。使わない時も場所を取りません。軽量なので、女性でも持ち運びは簡単です。
素材 | 高反発ウレタン | タイプ | 布団タイプ |
サイズ | 幅約100 × 長さ約200 × 厚さ3cm | 重量 | 約3.0kg |
タンスのゲン
厚みが8cmの低反発マットレスなので、これ1枚で使える上に、今お使いの敷き布団やマットレスの上にトッパーとして敷くこともできます。
低反発マットレスならではの寝心地のよさがおすすめポイント。
カバーは取り外し可能で洗濯OK。常に衛生的に使え、除臭加工により、マットレス特有の嫌な臭いがしません。
素材 | 低反発ウレタン | タイプ | 布団タイプ |
サイズ | 幅約97 × 長さ約195 × 厚さ8cm | 発送重量 | 約6.1kg |
世界のおすすめマットレスメーカー
世界には有名なマットレスメーカーが数多くありますが、特にアメリカはマットレス発祥の地なので、世界でも最もマットレスメーカーが集積している国です。
中でも「シーリー」と「シモンズ」は世界の2大マットレスブランドで多くの高級ホテルのマットレスとして採用されている実績があります。
Sealy(シーリー)
世界で最も売れているマットレスメーカーのひとつは「シーリー」です。
1881年創始のアメリカのマットレス専用メーカーで「マットレス=シーリー」と言っても過言ではないくらいの歴史と知名度があります。
事実、シーリーは30年間、アメリカのマットレス販売でシェア1位を守り続ける人気ブランドなのです。
シーリーのマットレスと言えば「連結コイル」タイプが最も有名です。
柔らかい寝心地が特徴で、その快適な睡眠環境は世界中から支持されています。
価格帯は10万円台後半から30万円台あたりが主流ですが、オーダーマットレスは数百万もします。
やや高額ですが、品質を考慮すれば決して高い価格とは言えないでしょう。
SIMMONS(シモンズ)
シモンズも世界的マットレスメーカーとして有名で「ベッドの雄」との表現もあながち間違いではありません。
1870年にアメリカで誕生したマットレス界の老舗で、高級ブランドとしての地位を確立しています。
シモンズと言えば「ポケットコイルマットレス」です。
コイルスプリングをひとつずつ不織布で包んで、体を点で支える構造を作り出し、常に理想的な寝姿勢を保つことに成功しました。
シモンズは重厚感があり、高級そうなデザインの高価格帯の品揃えが充実しており、マットレスだけで20万円以上、フレームとセットだと100万以上の商品もラインナップされています。
それなりの金額になるマットレスなので、「一生モノの寝具」だと考えた方がいいでしょう。
日本のおすすめマットレスメーカー
日本のマットレスブランドも決して負けてはいません。
もともと日本は布団の文化でしたが、近年ではペットが普及してきているので、マットレスも日本国内で製造されるケースが多くなってきました。
また、世界中のマットレスが日本マーケットに参入してきており、その競争の激しさに伴って、国産マットレスの品質も驚くほどに向上しています。
同時に国産マットレスの低価格も顕著です。
高品質なのに、かなり割安のマットレスが多くなってきています。
品質、価格ともに、欧米のマットレスメーカーに見劣りしないレベルになっています。
フランスベッド
フランスベッドは国産マットレスメーカー
フランスのマットレスメーカーかと思いきや、実は純国産のマットレスメーカーです。
テレビCMの効果もあり、日本国内では知名度が高いマットレスブランドではないでしょうか。
1949年に創業し、日本独自の気候や風土、日本人独自の体型に合わせた寝具を開発してきた点が欧米のマットレスメーカーとの差別化ポイントになってします。
独自の「高密度連続スプリング」が特徴で、高温多湿な日本において湿気にとても強いマットレスと言えます。
日本でのホテル使用率ナンバーワンとの点が機能の高さを証明しています。
医療・介護マットレスも充実
一般的なマットレスだけではなく、医療や介護・福祉分野のマットレスにも力を入れています。
リクライニング機能や高さを変えられる昇降機能付きベッドなどが、医療・介護現場で多くの支持を集めています。
このような細かな工夫ができる点は、さすが国産メーカーです。
価格帯も様々で、リーズナブルなマットレスから高級ベッドまで、幅広い品揃えも魅力のひとつです。
エアウィーヴ
マットレストッパー市場の開拓者
最近、最も注目され、知名度が上昇しているマットレスは「エアウィーヴ」でしょう。
マットレスや敷布団の上に敷く「マットレストッパー」を普及させたのもエアウィーヴの功績です。
釣り糸を転用した素材である「エアファイバー」を使い、通気性抜群のマットレスを作りました。
また、弾力性のある素材のため、寝返りのサポート力も抜群で、このエアファイバーの特性を活かし「疲労回復」を全面に打ち出します。
浅田真央さんや錦織圭選手といったトップアスリートをCMに起用し、疲労回復機能性を謳い、派手なプロモーション活動を展開しています。
そのためにブランド力はトップクラスです。
エアウィーヴは高い
確かによいマットレスですが、価格が高いため、あまりお勧めできないとの評判がインターネット中には書き込まれています。
機能性は高く、高品質のマットレスですが、価格が半値以下の類似品があるのも事実です。
購入の際は、十分な比較検討をおすすめします。
機能性マットレスがおすすめ
マットレスの価値とは、即ち「マットレスの機能性」です。
機能性の高いマットレスを使えば、快眠はもちろん、体の痛みからも開放される場合があります。
但し、マットレスと言っても多種多様でピンきり。
最高級ブランドのマットレスから生産国さえ不明の粗悪品まで様々です。
その中から本当に自分に合ったマットレスを探さなければいけないので、まずはその前提となる寝具に対する知識とそれぞれのマットレスの比較情報を吸収してみてください。
マットレスの種類の比較
売れ筋マットレスの種類を大別すると5種類になります。
■高反発ウレタンマットレス
■低反発ウレタンマットレス
■高反発ファイバーマットレス
■ポケットコイルマットレス
■ボンネルコイルマットレス
「雲のやすらぎ」「モットン」「マニフレックス」などの人気商品は、高反発ウレタンマットレスに属します。
「テンピュール」「トゥルースリーパー」などは、少し前に流行った低反発マットレスで、「エアウィーヴ」「アイリスオーヤマのエアリー」などは、高反発ファイバーマットレスのジャンルです。
加えて、伝統的なベッドマットレスのポケットコイルマットレスとボンネルコイルマットレスが人気です。
しかし、これら全てのマットレスがおすすめできる訳ではありません。
例えば、高反発ファイバーマットレスは素材が硬く、ゴツゴツした寝心地が苦手な方がいます。
ボンネルコイルマットレスも同様で、硬めな寝心地のため、寝返りを打つ度に痛みを感じる場合があります。
低反発マットレスは寝姿勢が悪化する上に、寝返りがしづらくなり、疲労が蓄積するため、腰痛悪化の可能性を指摘されています。
一方で、高反発ウレタンマットレスやポケットコイルマットレスは、比較的万人ウケするマットレスだと言われています。
もちろん、高反発ウレタンマットレスやポケットコイルマットレスでも格安の粗悪品であれば、熟睡できず体を痛めてしまう場合もあるでしょう。
結局は、使う人との相性や好みの問題ですが、敢えて言うなら「高反発ウレタンマットレス」か「ポケットコイルマットレス」がおすすめになります。
人気のおすすめマットレスの条件
重要なのは「コスパ」
マットレスを比較する上で、最も重視すべき指標のひとつは「コスパ」です。
基本的にマットレスの機能は価格に比例します。
10万円以上する高級マットレスは、高機能で寝心地は抜群ですが、なかなか買える金額ではありません。
もちろん、高額な価格の中には「ブランド代」が入っています。
言い換えると、スポーツ選手などを起用したイメージキャラクター代に加え、CM出稿料などです。
つまり、これらのマットレスは、決してコスパがいいとは言えないのです。
安いマットレスは危険
最近はネット通販などで、かなり安いマットレスが売られていますが、価格だけで飛びついてしまうのは危険かもしれません。
マットレスは每日使うもので、しかも一度買えば10年は使える商品です。
また、睡眠の質は、そのまま健康に直結するので、寝具選びは慎重に行ってください。
できれば、3万円程度の比較的高額な人気売れ筋マットレスがおすすめです。
知名度のあるマットレスブランドの売れ筋商品を買っておけば、ひとまず安心です。
寝心地のよさを重視する
マットレスを比較する際に基準とすべき要素のひとつは「寝心地のよさ」です。
この寝心地には、好みがありますが、絶対条件は「硬すぎたり、柔らかすぎたりしない」こと。
そして、マットレスに十分な厚みがあること。
このふたつをチェックしておけば、最低限の寝心地は維持できるはずです。
マットレスの硬さ
個人の好みはあるものの、マットレスには適切な硬さがあります。
硬すぎても、柔らかすぎても寝心地は悪化します。
高級なマットレスは高品質な素材によって最適な柔らかさを実現しているので、寝心地がよく感じるのです。
マットレスの厚み
マットレスには適正な厚みがあります。
マットレス単体で寝る場合には、ある程度の厚みがあれば理想ですが、マットレスや敷ふとんの上にもう一枚敷く場合、いわゆる「マットレストッパー」として使用する場合には、薄めでも効果はあるでしょう。
マットレス単体で寝る場合、厚みが不十分だと底つき感があり、寝返りをする度にゴツゴツした感触があるので、どうしても寝心地は悪くなります。
この場合、最低でも8cm程度の厚みがあるマットレスがおすすめです。
マットレスの耐久性
マットレスを選ぶ上で「耐久性」も重要なポイントになります。
コイルマットレスは、内部のスプリングよりも、表面の生地や内部の詰め物の耐久性をチェックしましょう。
一方、ウレタンマットレスは、ウレタンの密度の高さが重要です。
ウレタンの密度は、「D」(Density)の単位で表され、この密度の濃さによって耐久性が決まってきます。
当然、密度が高い方が長持ちし、密度が低いと寿命も短めになります。
ひとつの目安として「30D以上」であれば耐久性は高いと言え、合格点をあげてもいいでしょう。
楽天などで売っている生産国不明の激安マットレスがすぐにヘタってしまうのは、このウレタン密度が低いためです。
安かろう悪かろうのマットレスではなく、耐久性のあるマットレスの購入が長持ちさせるためのポイントです。
ウレタンマットレスを購入する際は、密度を表す「D」のチェックをおすすめします。
おすすめのマットレスの硬さ
硬めと柔らかめどちらがおすすめなのか
マットレスは少し硬めを選ぶのが基本です。
やや硬めの方が寝返りのサポートが期待できるからです。
また、柔らかすぎるマットレスを硬くできませんが、硬いマットレスを柔らかくすることはできます。
硬いと感じるマットレスの上に、少し柔らかめのトッパーを敷き寝心地を変えられるのです。
そのためにも、少し硬めのマットレスを選択してください。