概要
アスリートマットレスとは
アスリートマットレスとは
疲労回復に秀でた睡眠科学に立脚した寝具
腰痛対策と疲労回復に最適
近年、アスリー卜の間で睡眠の研究が盛んになっています。
中でも「疲れがとれる機能性マッ卜レス」が注目されています。
体が資本のアスリー卜にとっては、疲労を回復させるための睡眠は食事と並んでなにより重要です。
体力の消耗が激しいアスリー卜にとっては、体のメンテナンスと疲労回復は不可欠で、快適な睡眠は成績に直接影響する要素なのです。
よい睡眠は、筋肉や関節ばかりでなく、内蔵や脳の疲労回復にも強く影響するので、マットレスの責任は重大になります。
特にアスリートは、競技を問わず、腰痛を発症する事例が多いため、腰に負担のかからない睡眠姿勢を追求します。
文字通り、体の要である「腰」への負荷軽減こそ、アスリートマットレスの究極の姿なのかもしれません。
では、アスリート御用達の疲れにくいマットレスとは、どんなものなのでしょうか。
実際にアスリートが使用しているメーカーや商品をご紹介していきます。
エアウィーヴはアスリート御用達
エアウィーヴの特徴
寝返りサポートと体圧分散機能が高く、疲労が取れる
軽くて持ち運びが容易
アスリー卜の支持を集めるマットレスの代表格は、テレビCMなどでもお馴染みの「エアウィーヴ」です。
フィギアスケートの浅田真央選手やテニスの錦織圭選手などがイメージキャラクターになっています。
エアウィーヴは「寝返りが楽」「優れた体圧分散」「夏涼しく冬暖かい」「水洗いが可能」の4つの特性を持ち合わせています。
特に「寝返りが楽」「優れた体圧分散」は疲労回復に直結する機能です。
このような特長から、今やアスリート以外の人からも指名買いされるようになっています。
エアウィーヴは持ち運び可能
アスリー卜にとっては、もうひとつの利点があります。
持ち運びができる「ポータブルタイプ」があるので、遠征に携行し、宿泊先での睡眠環境を整備できるのです。
いつもと同じ睡眠環境が用意できれば、ストレスなく寝られるので、良い成績が期待できる基礎が整います。
実際、オリンピックのとき、空港で浅田真央選手がエアウィーヴを持っていた映像が繰り返し流されていました。
この印象的なシーンを覚えている方も多いと思います。
この「持ち運び」は、重たくて固定して使うイメージのマットレスの常識を覆しました。
マットレストッパー(マットレスパット)として、ベッドの上に敷くだけでいいので、布団のように使えるのです。
エアファイバー素材は疲れが取れる
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エアウィーヴは、ポリエチレン樹脂の繊維を編んだ、エアファイバーという革新的な素材でつくられています。
エアウィーヴの原点は、魚釣りに使う釣り糸の「テグス」でした。
エアウィーヴは、このテグスをマッ卜レス素材に流用したのです。
エアファイバーの高反発性により復元力が高いことから、寝返りがうちやすい特長があります。
これは、血液の流れをスムーズにしたり、筋肉の一部への圧迫回避を可能にします。
また、優れた体圧分散性があるので、体への負担を軽減し、快眠や安眠を実現させます。
高反発、体圧分散の特性が備わっているエアウィーブは、アスリー卜のみならず、快適睡眠や疲労回復を求める方にとって強い味方になります。
エアウィーヴの問題点
エアウィーヴは人気商品ですが、問題点も指摘されています。
最も象徴的なのは「値段の高さ」です。
類似した性能のマットレスの数倍の価格で売られています。
トップアスリートを起用した広告費が価格に転嫁されているので仕方ないかもしれませんが、それなら低価格の代替商品でもいいとの考えもありそうです。
アスリートマットレスの代名詞マニフレックス
マニフレックスの特徴
世界トップのアスリート御用達マットレス
マニスポーツは疲労回復とコンディション維持に優れる
アスリートマットレスと言えば、世界的なマットレスメーカーのマニフレックスが思い浮かぶかもしれません。
東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手やバドミントンのリオ五輪金メダリストの松友美佐紀選手などが愛用者です。
以前は、メジャーリーガーの前田健太選手や岩隈久志選手、サッカーの香川真司選手などもサポートしていました。
多種多様な品揃えのマニフレックスの中でも、「マニスポーツ」はアスリート専用マットレスとして、疲労回復やコンディション維持機能が高い評価を得ています。
マニフレックスの全ラインナップの中で最も硬めの寝心地であり、ハードタイプのマットレスですが、硬めながら体圧分散効果に優れており、無理なく自然に体の曲線に合わせてフィットし、しっかりと体全体を支え上げてくれるので、疲れが取れると評判です。
実際、多くのアスリートからも評価されており、ネット内にもたくさんの口コミが書き込まれています。
どれも「疲れが取れる」「筋肉の疲労が蓄積しづらい」など、概ね好評のようです。
その名の通り、世界で戦うアストリートからの指名も多い人気モデルです。
人気アスリートマットレス東京西川のAiR(エアー)
東京西川AiRの特徴
点で支える機能が疲労回復に効果あり
体圧分散機能が秀逸なので疲れない
サッカーの三浦知良選手やネイマール選手、野球の田中将大投手や大谷翔平選手。
それに、ゴルフの松山英樹選手や有村智恵選手など、多くのトップアスリートから支持されているのが、点で支えるコンディショニングマットレスとしてCMでもお馴染みのAiR(エアー)です。
雲の上に乗っているような心地よい寝心地と寝返りをうっても保たれる安定した寝姿勢が特徴で、起床時に感じるすっきり感がアスリートから好評を得ています。
寝返りの際に働く大胸筋や三角筋後部などの筋活動を計測したところ、一般のマットレスに比べ、明らかにAiRの方が無駄な筋活動が少ないとの結果になりました。
それだけ睡眠時に筋肉を休ませているのです。
点で支える構造のため、体圧が分散され、血行がよくなる効果も期待でき、通気性にも優れているため、寝苦しさも軽減できます。
おすすめの疲れが取れるアスリートマットレス
おすすめの疲労回復マットレス
人気NO1の疲労回復マットレスは「モットン」
「マニフレックス」も機能性に優れる
マットレスの硬さ「ニュートン」を確かめる
マットレスの反発力は「ニュートン(N)」で統一表記されています。
この数値が大きいほど反発力が高いことを意味し、寝心地は硬く感じます。
アスリートはやや硬めの寝心地を好む傾向にあるようですが、無理に硬い寝心地を選択する必要はありません。
女性や高齢者、また男性でも痩せ型の方は反発力が低めのマットレスを選んでもいいでしょう。
一方、大柄な男性は、より反発力が高いマットレスがおすすめです。
体重 | 対象 | ニュートン |
50kg以下 | 子供、女性、高齢者、痩せ型の男性 | 60ニュートン以下 |
50kg~80kg | 大柄な女性、平均的な成人男性 | 60~100ニュートン |
80kg~100kg | 大柄な男性 | 100~120ニュートン |
100kg以上 | 体重が重く筋肉質な男性 | 120ニュートン以上 |
山本昌投手が愛用のモットン
エアウィーヴやマニフレックスなど、疲労回復を目的とした機能性マットレスは多く発売されています。
このようなアスリート御用達のマットレスの中でも、コストパフォーマンスを考慮した場合、本当におすすめのマットレスは以下の3点だと思われます。
楽天やamazonの口コミなどを読んでも、「雲のやすらぎ」「モットン」「マニフレックス」が最も疲れが取れると評価されているようです。
特に、雲のやすらぎは大相撲の千代丸関、モットンは元中日ドラゴンズの山本昌投手が使っているマットレスとして有名になりました。
もちろん、エアウィーヴもいい製品ですが、高額な印象が拭えません。
大量の広告投下の影響で知名度はあっても、価格が高いだけの商品もあります。
一方、知名度はなくても、本当に疲れが取れる機能性に優れたコスパのよいマットレスもあります。
用途やご予算に応じて、納得できるマットレスを選択してください。