概要
マットレスの選び方
マットレスは千差万別なので、購入する場合、非常に多くの選択肢があります。
コイルマットレスやウレタンマットレスなどの種類、さらにサイズや価格もバラバラなので、迷いが生じるはずです。
その中から納得の1枚を探すので、難しい決定になるのは間違いありません。
しかし、本当に必要なマットレスの選び方を知っていれば、失敗しない選択ができるのです。
マットレスを選ぶ基準
マットレスを選ぶ際のチェックポイントはいくつかありますが、主な確認点は以下の通りでしょう。
これに従って、マットレスの選び方を説明していきます。
マットレスの選び方
マットレスの種類(コイル・ノンコイル)
マットレスの硬さ
マットレスの値段
マットレスのサイズ
マットレスの通気性
マットレスの耐久性
マットレスの寝心地
腰痛マットレス
マットレスの種類の選び方
マットレスの種類
マットレスは多種多様な種類がありますが、これを大別すれば「コイル系マットレス」と「ノンコイル系マットレス」になります。
コイル系マットレス
コイル系は、厚みのあるマットレスで重たく、ベットに備え付けるイメージのマットレスです。
中にバネが入っているため、トランポリンのように跳ねられるので、子供がはしゃいでいるのは大抵コイル系マットレスです。
このコイル系マットレスも「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」に分かれます。
ノンコイル系マットレス
一方のノンコイル系は、文字通り、マットレス内部にコイル(スプリング)がないタイプのマットレスなので、薄く持ち運びに便利という特徴があります。
最近流行りの「エアウィーヴ」などは、このノンコイル系の中の「高反発」に属し、テンピュールなどは「低反発」に分類されます。
マットレスの種類一覧表
マットレスの種類とその特徴を一覧表にしています。
種類 | 細分類 | 体圧分散 | 通気性 | 反発力 | メンテナンス |
コイル系 | ボンネルコイル | ○ | ○ | ○ | △ |
ポケットコイル | ◎ | ○ | ○ | △ | |
ノンコイル系 | 高反発マットレス | ○ | ○ | ◎ | ○ |
低反発マットレス | ○ | ☓ | ☓ | ☓ |
コイルマットレスを選ぶ
高級ホテルで使用されているマットレスの多くは「コイルマットレス」です。
マットレスは、寝心地の良さや快適性が要求されるため、コイルスプリングが最も重要なパーツとなります。
このため「マットレスの命はコイルにあり」ともいわれています。
コイルスプリングは、一般的に「ポケットコイル型」と「ボンネルコイル型」に大別されます。
両者の大きな違いは、コイルが寝姿の体を線で支えるか、面で支えるかにあります。
それは、バネになるコイルの全体的な形状の違いでもあります。
ポケットコイルは、コイルスプリングを一つひとつ円筒形の袋のポケットに入れ、それを全面に隙間のないように並列し、配列していきます。
一方、ボンネルコイルでは、コイルスプリングのひとつひとつを螺旋状に巻いて全面に配列し、連結させます。
つまり、コイルが個別になっているのか、それともコイルが連結されてているかの違いになります。
このコイルスプリングの仕組みと構造の形状によって、寝心地の違いが出てきます。
コイルを個別に支えるポケットコイルでは、体の重たい部位のお尻や肩が沈むので、体圧が分散され、体への負担が少なく、体にフィットし、包み込まれるような寝心地を得られます。
一方、コイルが連結されているボンネルコイルでは、体の部分的な沈みはありません。
適度な硬さにより、寝返りが打ちやすく、畳の上の布団に寝る感触に近くなります。
この寝心地の違いは、ベッド選びの基準のひとつになるといえます。
コイルマットレスはスプリングで選ぶ
高級感のあるコイルタイプはホテルなどでも使われていて、スプリングによる弾力があるため、寝心地の良さは折り紙付きです。
重量があるため天日干しをしたり向きを変えるのが難しいですが、乾燥している地域に住んでいたり人手を確保できるのであれば文句なしにおすすめできる種類です。
但し、大きくて重たいので、押し入れへの収納は不可能です。
世界ナンバーワンのベッドメーカーをはじめ、多くのマットレスメーカーがリリースしているのが、各種のスプリングを用いたコイルマットレスです。
価格帯が高い製品は、スプリングが独立したポケットコイルにより、点で体を支えてくれるため体圧が分散され、腰やお尻など重量がある部位は適度に沈み、腕や足は沈まないため自然な姿勢で寝ることが可能になっていて、寝心地は抜群です。
ハイブランドの商品になるため高価ですが、金額分の価値はあるタイプのマットレスと言えるでしょう。
高反発マットレスだけでなく、コイルタイプのマットレスも日本製の製品が販売されています。
高反発タイプと同じように日本で製造されているため安心感があります。
厚みに加えてポケットコイル(スプリング)の品質が良いため、最適な姿勢を保てます。
コイルマットレスを選ぶ基準
ポケットコイルマットレスはコイルひとつひとつが独立しているので、振動や横揺れがありません。
例えば、夫婦で寝ていて片方が寝返りをしても隣に寝ている方に響きません。単独のコイルが振動や横揺れを吸収してしまうのです。
しかし、ボンネルコイルは、コイルが連結しているため、寝返りによる振動や横揺れが起きやすいといわれています。
そのため、ボンネルコイルは振動や横揺れを少なくするためにコイルスプリングの数を多くした「高密度連続スプリング」によって、振動や横揺れを分散して防止する工夫などをしています。
耐久性と通気性では、ポケットコイルはコイルスプリングに対して個別に体圧がかかるので、コイルスプリングの局地的疲弊が起りやすくなります。特に体重がかかる腰部分のコイルが痛みやすくなります。
人気NO1のコイルマットレス
完全日本製の13層の極厚27cmマットレス【13層やすらぎマットレス】
シーリーやサータなど、海外マットレスブランドのコイルマットレスは高機能ですが、非常に高価なので、コスパがいいとは言えません。
機能と価格が最もバランスしているコイルマットレスのひとつが「13層やすらぎマットレス」だと言われています。
完全日本製なので安心して使えます。
13層やすらぎマットレスのおすすめポイント
・こだわり抜いた高反発マットレス
・最大級の厚み!13層の極厚27cm!
・プレミアムポケットコイルで寝心地抜群!
・完全日本製造の高品質!
13層やすらぎマットレスはこんな方におすすめ
【女性/男性】
・30代
・40代
・50代
・60代以上
13層やすらぎマットレスのユーザーの詳細
・腰痛、ヘルニア持ちの方
・低反発マットレスで腰を痛めている方
・睡眠を大切にし、深い睡眠をしたい方
・布団ではなく良いマットレスで眠りたい方
・引っ越しの際に心機一転寝具を買い替えたい方
ノンコイルマットレスを選ぶ
高反発マットレス
最近、最も人気なのが「高反発マットレス」です。
東京西川のAirなどの高品質な高反発マットレスは、ウレタンの表面が凸凹加工されいて体圧分散性は十分よいレベルです。
さらに、蒸れにくく、体圧分散性があり、寝返りをサポートしてくれます。
また、エアウィーヴのように、水洗いができるタイプも多いので、衛生面でも優位性があります。
インターネット通販では「雲のやすらぎ」や「モットン」が売れ筋です。
また、世界的ブランドのマニフレックスなども多くの支持を集めています。
機能と価格を勘案すると総じてコスパがいいマットレスだと言えるでしょう。
高反発マットレスを選ぶべき人
反発力が高く、寝返りのサポートが期待できるので、腰痛持ちの方には高反発タイプがおすすめです。
体重を分散してくれるため重量がある部位だけに負担がかからなくなるからです。
実際、「モットン」や「雲のやすらぎ」に替え、腰痛や肩こりが改善した事例は多いようで、ネット内の口コミ評価も非常に好評のようです。
さらに、価格もお手頃なので、お求めやすいでしょう。
しかし、寝心地の面ではコイルタイプには劣ります。
低反発マットレス
断言します。
絶対に低反発マットレスはおすすめできません。
スポンジのような素材なので、体が沈み込みすぎるような悪い寝姿勢になります。
そのため、低反発ウレタンマットレスは腰痛になると言われています。
当然、寝返りはすにくく、通気性も最悪です。
水洗いもクリーニングもできないので、臭いが染み付き、ダニやカビが発生する懸念があります。
マットレスの硬さで選ぶ
マットレスの硬さと体型の関係
マットレスは、その厚みや硬さなどに大きな違いがあります。
中でもマットレスを選ぶ際、最も重要な要素のひとつが「硬さ」 です。
マットレスの最適な硬さは、人それぞれ違ってきます。
具体的に言えば「体型」と「体重」によって変わりますが、ぞの前提になるのが「あまり柔らかすぎるマットレスを選んではいけない」ということ。
柔らかすぎるマットレスは、重たい腰部分が沈み込んでしまうので、腰痛を悪化させてしまう懸念があるのです。
特に低反発マットレスは絶対にNGです。
マットレスの硬さの基準
マットレスの硬さの単位は「N」で表されます。
この「N」とは、ニュートンの略で、マットレスの反発力の単位を指しています。
このニュートンの違いにより、寝心地が変わってくるので、慎重な判断が必要になります。
基本原則である「柔らかすぎはNG」を前提に、自分に合った硬さを選んでください。
体重が軽めの体型(女性や高齢者)
体重が軽い場合、マットレスの沈み込みが少ないので、柔らかめのマットレスを選んでも問題ないでしょう。
とはいえ、それでも低反発マットレスは避けた方が無難です。
もし、柔らかめのマットレスを購入する場合、腰部分が過度に落ち込まない硬さにしてください。
具体的には「100N」前後がおすすめです。
体重が平均的な体型
多くのマットレスは平均的な体型の方に合わせて作られているので、どのタイプのマットレスであっても問題ないでしょう。
あとは「硬めの寝心地が好き」か、それとも「柔らかめの方が熟睡できる」か。
好みの問題で選択していいと思います。
具体的には「140N」前後がおすすめです。
体重が重めの体型
体重が重く、ガッチリ体型の方の場合、体全体が沈み込まないよう硬めのマットレスを選択してください。
柔らかいマットレスを選んでしまうと、特に腰部分が重みで屈折した状態になり、腰痛を発症してしまうリスクがあります。
寝返りのサポートがあり、それにより血行が促進される高反発マットレスが最適だと思われます。
体圧分散に優れた機能性マットレスなら、しっかり体重を支えてくれます。
具体的には「170N」くらいがおすすめです。
マットレスの価格帯で選ぶ
マットレスは、価格と品質が比例します。
楽天などで乱売されている1万円以下の安いマットレスは、すぐにヘタってしまいますが、世界的なブランドの高級マットレスは10年以上の耐久性があります。
これは当然、寝心地にも影響します。
安いマットレスは、主に腰部分がヘタるので、すぐに不快感が出てきますが、3万円以上の高級なマットレスは長期間に渡り、正しい寝姿勢を維持できるので、快眠できる可能性が高まるのです。
具体的にコイルマットレスの場合、一般的にシングルベッドのポケットコイルは500本、ボンネルコイルは250本程が使用されているといわれています。
素材やコイルスプリングの質にもよりますが、コイルスプリングを多く使用しているポケットコイル型が、ボンネルコイル型よりも高価になる傾向があります。
それだけ寝心地にも差が出るのです。
最近どうも寝つきが悪い、よく眠れないと感じている方の多くは、それを年齢のせいにしていますが、実はマットレスが自分に合っていない可能性があります。
もう一度、快適な眠りを手に入れるためにも、思い切って高級マットレスに買い換える機会を作り、熟睡しやすい環境を手に入れましょう。
マットレスサイズで選ぶ
マットレス購入の際に悩むポイントのひとつが「サイズ」です。
「一人暮らしだからシングル」「夫婦二人で使うからセミダブルかダブルでいいか」などと安直に考えない方がいいでしょう。
一人寝でもセミダブルを視野に入れるべきですし、二人寝の場合は、少し余裕をもってダブル、もしくはクイーンサイズやキングサイズを選んでみてもいいのではないでしょうか。
横幅が広ければ寝返りが打ちやすくなるので、腰痛や肩こりの予防になります。
やはり、広いベッドの方が快眠できるのです。
これは学術的にも証明されているので、部屋の広さに問題がなければ、大きめのマットレスを買ってみてください。
人生でたった数回しか買い換えないマットレスです。
できるだけ余裕を持った幅のマットレスで快眠をしてください。
マットレスの通気性で選ぶ
マットレスは毎晩コップ1杯分の汗を吸い込むので、それを排出する通気性が重要になります。
通気性では、マットレス内部に空間があるコイル系マットレスが優位です。
中でもボンネルコイルマットレスは、コイルが袋に収納されていないので、通気性に優れていて、高温多湿の日本の気候に適しています。
ポケットコイルマットレスはコイルスプリング一つひとつが円筒形の袋形状になっているため、ややハンデがあります。
そのため、マッ卜レスの内部の湿気を除去する通気孔のようなベンチレーターにより、それを補っています。
高反発マットレスも通気性が悪くありません。
マニフレックスなどは、抜群の通気性を実現しています。
一方、低反発マットレスは最悪です。
低反発マットレスは、汗を吸い込み、しかも洗えないので、悪臭を放つようになる場合があります。
マットレスの耐久性で選ぶ
寝心地のよいマットレスの条件のひとつは「耐久性」です。
人は老若男女で体重が異なります。
子供は体重が軽いため、あまり気にならないかもしれませんが、成人男性や少しふくよかな女性の場合、マットレスのヘタリは気になると思います。
毎日寝るマットレスなので、長い間使用していると、主に腰の部分に重みがかかるため、そこが凹んできます。
その状態で寝ていると、腰が沈み込み、異様な体勢で睡眠時間を過ごしますが、これで健康を維持しようというのが間違いだとお気付きになると思います。
最近は安さがウリのニトリのマットレスが人気ですが、あまり安いマットレスは耐久性がありません。
価格だけに目を奪われるのは危険です。
朝まで快眠するには、正しい寝姿勢を維持すること。
これにより、心身のストレスがなく、熟睡できるようになるのです。
それも、半年や1年だけではなく、マットレスの寿命である10年程度はヘタらないことが望ましいのです。
マットレスの質を計るには、耐久性の評価基準を忘れてはいけないのです。
マットレスの寝心地で選ぶ
寝心地を求める人にはコイルタイプがおすすめです。
特にポケットコイルマットレスが最適でしょう。
またはノンコイル系の高反発マットレスでもいいでしょう。
ポケットコイルマットレスや高反発マットレスは適度な反発で抜群の寝心地を提供してくれます。
とはいえ、ポケットコイルマットレスや高反発マットレスなら、どれでもいいわけではありません。
マットレスは様々なメーカーから多くの製品が発売されています。
選ぶときに大切なのは、メーカー名ではなく製品の種類や素材を把握し、自分に合うものを決めることです。
寝心地を正確に把握するのは難しいので、参考になるのがインターネット上にあるランキングです。
価格.comやAmazonのランキング上位に入っている製品であれば品質は確保されているので、寝心地も問題ないはずです。
実際に試し寝ができなくても、口コミや評判が確認できれば、安心できますね。
腰にいいマットレスの選び方
腰痛に効果のあるマットレスが数多く売られていますが、どれを買えばいいのか迷うでしょう。
性別や年齢、体重や体格が違うにも関わらず、同じマットレスで選んでしまって問題ないのでしょうか。
また、腰痛や肩こりを改善したいと言っても、痛みは人それぞれなので、各自に適したマットレスを選ばなければいけないのではないかとの疑問も湧きます。
選び方を間違えると横になったときにリラックスできなくなり、快適な睡眠が妨げられてしまうばかりでなく、腰痛や肩こりを悪化させ、痛みを増幅させてしまう懸念さえあるでしょう。
腰痛対策なら高反発マットレス
最近、最も人気があるマットレスは「高反発タイプ」です。
高反発マットレスは、適度な硬さがあるため体が沈み込まず、寝返りをうつときに妨げにならないので、腰痛や肩こりでお悩みの方におすすめです。
睡眠時の腰痛の原因は、不自然な寝姿勢を長時間取り続けることによる血行不良、またはそれが原因の筋肉疲労です。
高反発マットレスは、適度な硬さと弾力により、寝返りを促進してくれるので、腰痛の原因を排除してくれるのです。
人気上位にランキングされているのは、日本人の体型を研究し日本人に合うように作られている点が大きな特徴になっている製品で、寝返りの自然なサポートに加えて、横になっているときの体重が適切に分散されるため、腰に負担がかからないタイプの高反発マットレスです。
返品保証のある高反発マットレスがおすすめ
「雲のやすらぎ」や「モットン」などの人気腰痛マットレスは、3ヶ月程度の返品保証制度があるため、寝心地が合わなければ返品できるようになっています。
現物を確かめず購入する通販を利用する消費者の立場からすると、この返品保証制度は助かります。
マットレスといえば、海外製とのイメージがありますが、最近ではこの「雲のやすらぎ」や「モットン」のような日本製のマットレスも人気です。
その名の通り、「雲のやすらぎ」は、これまでに無い浮いているような感覚を味わえ、寝心地の良さではほかの追随を許しません。
マットレス自体の厚さがあるため、包まれているかのような寝心地で、かつダウン仕様になっているため温度を保持しやすく、平均気温が低い地域に住んでいる場合には特におすすめできます。
もちろん通気性がいいので、夏場でも安心して使えるマットレスです。
体圧を拡散させるための機能にも優れていて、ダニや臭いを防ぐ防菌防臭効果もあり、長く使える一品です。
また、高反発マットレスは、薄くて軽いので収納が容易という長所があります。
押し入れへの収納にも便利です。
マットレスの選び方のポイント
マットレスは様々な種類がありますが、どのタイプが合うのかは個人によって異なります。
それぞれ違う特徴があるため、体の状態によって合うタイプも変わってきます。
一応、選び方の目安はあるものの、画一的なルールがあるわけではありません。
つまり、マットレスの選び方に正解はないのです。
人は年齢や体型の推移とともに、マットレスを替えますが、長い一生の中で、たった数回しかマットレスを変えないともいえます。
つまり、せっかくベッドやマットレスを買い換えるのであれば、長く使えるいいものを買うべきだなのです。
最近は、ニトリなどの家具量販店などで格安のマットレスが売っていますが、やはり安いものには理由があります。
耐久性がなく、すぐに性能が劣化してしまうとの口コミや評判もあるようです。
また、フローリングや畳に直接敷くタイプのマットレスも人気になっていますし、高齢化に伴い介護マットレスの需要も高まっています。
使う人にとって最適なマットレスを選ぶようにしましょう。
折りたたみマットレスの選び方
近年、人気があるのが「折りたたみマットレス」です。
ワンルームマンションなどの限られたスペースを有効活用したいニーズにマッチしているのが折りたたみマットレスです。
寝るときはマットレスとして利用し、起床後は折りたたんでクローゼット内に収納できるので、生活空間を広く使えると若者に支持されています。
また、マットレス以外にも、ソファーや座椅子に変形する機能性の高い折りたたみマットレスも人気があります。
折りたたみマットレスと言っても多種多様で、すべてが機能性の高い腰痛マットレスではありません。
一流ブランドの最高級品もあれば、楽天などで売られている粗悪品もあります。
価格と品質を見比べ、自分に合った折りたたみマットレスを選んでみてください。
ニトリのマットレスの選び方
ニトリなどで売っている価格の安いマットレスは機能性を軽視している場合があるので注意が必要です。
ニトリのマットレスは大人気ですが、やはりマットレス専門メーカーの作るマットレスとは品質が違うという評価があります。
ニトリのマットレスは、腰痛や肩こりにいいと言われる機能性マットレスではありません。
もし腰痛を治したのであれば、アスリートなどが使う「マニフレックス」や「東京西川Air」などを優先した方がいいかもしれません。
安いマットレスは腰痛の痛みがひどくなる場合があるかもしれません。
横向きで寝る場合のマットレスの選び方
仰向けではなく、横向きを好む方がいますが、マットレスのことを考えると、あまりおすすめできません。
一番重たい腰部分が凹んでしまい、不自然な寝姿勢になってしまうためです。
すぐにマットレスが変形し、寿命を縮めてしまう可能性があります。
この状態で何年もマットレスを使い続ければ、快適な睡眠は約束されないので、健康の維持が難しくなってしまうでしょう。
介護ベッドも選択肢に
現在は、要介護老人の増加によって、介護べッドおよび介護マットレスのニーズが高まってます。
ベッドの方が介護する方は楽ですし、介護される方も寝起きが容易になります。
特にベットの高さを電動で変えられたり、電動でリクライニングできるフランスベッドの商品などは介護の手間を省いてくれる商品でしょう。
介護マットレスは看護の現場でも評価されているようです。
このように介護や看護には、ベッドマットレスの方が適しているといえます。
ご家族に高齢者がいる場合には、介護機能の付いたベッドとマットレスを選択肢に入れておくべきかもしれません。