こんな方におすすめ
このページは以下のような方に向けて書かれています。
人気のマットレスを比較しながら、自分に合ったマットレスを選ぶポイントがわかります。
ベッドマットレスの選び方
硬さで選ぶ
ベッドマットレスの選び方のひとつの基準は「硬さ」です。
好みは人それぞれ変わってきますから、柔らかいものがいい人もいれば硬いのが好きな人もいます。
柔らかな感触が好きな人が硬いマットレスを選んでも仕方ありませんし、その逆も同様です。
マットレスには、それぞれ硬さがあります。
ウレタンマットレスの場合はウレタンの硬さである「ニュートン」で表され、スプリング製マットレスの場合はコイルの線材の直径を目安にして硬さを把握します。
ウレタンマットレスの場合、60~100ニュートンが標準的な硬さで、100ニュートン以上が硬めとされています。
逆に体重の軽い女性や高齢者の方は、柔らかめの60ニュートン以下がおすすめになります。
その際のチェックポイントは、マットレスと腰の間の隙間が埋められ、腰が沈み込み過ぎないこと。そして、適度な弾力があって寝返りがしやすい硬さを選ぶことです。
体の状態に合わせて硬さを選ぶのが大事で、硬いマットレスが負担になっているのであれば柔らかいものを、逆にソフトなものが合っていなければ硬いものにしてみるのも一つの選び方になります。
表と裏で硬さを変えられるマットレスもありますので、数値と感覚の両面で選んでみてください。
体型で選ぶ
老若男女で平均的な体型は異なりますので、全員が同じベッドマットレスを使っていいはずがありません。
体型(体重)に合ったベッドマットレスを選ぶべきでしょう。
男性やふくよかな体型の女性の場合、低反発マットレスを使用すると体が沈み込んでしまい、睡眠中に腰や背中に体重の負荷が集中してしまいます。
この状態で長期間眠っていると腰痛を引き起こし、眠りの質も悪くなる恐れがあるので、避けた方が賢明といえます。
男性やふくよかな体型の女性は、高反発マットレスを使用することで、体全体が沈み込むを防いで体重をバランスよく分散させて腰痛を予防することが可能です。
実際にお店で展示されている製品の上で横になり、体が沈み込まないか確認してから購入すれば、より安心でしょう。
種類で選ぶ
コイルマットレス
マットレス内部にある反発する金属のバネで体を支持するのが、コイルマットレスです。
圧力がかかるとバネが沈むため、どんな姿勢でも体圧分散性が高いのが特徴です。
表面にはウレタンなどのマットレスが敷いてあるため、寝心地は抜群です。
コイル部分は空洞になっているので、通気性は悪くありませんが、手入れを怠るとカビが発生してしまうので注意が必要です。
ポケットコイル式とボンネルコイル式の2種類が一般的で、前者の方が高価で寝心地に優れていることが多いです。
コイルを使っているので、どうしても高額になる傾向は否めません。
ノンコイルマットレス
コイルを使っていないマットレス全般をノンコイルマットレスと言います。
コイルを使用しない分、価格が安くなるため、予算の都合でなるべく安いマットレスにしたいという場合は、ノンコイルマットレスを選ぶとよいでしょう。
とはいえ、ノンコイルマットレスにはいくつか種類があるため、使う人の好みに合わせて購入する必要があります。
大別すると「高反発」と「低反発」になりますが、いずれも寝心地がよく、比較的安い商品もあるので、たくさんの選択肢があるでしょう。
ノンコイルマットレスはコイルがない分、軽量で持ち運びが容易です。
通販サイトでも取り扱っているので、購入したマットレスを自宅まで運べない場合でも気軽に入手できる商品です。
メーカーで選ぶ
ニトリ
ニトリのベッドマットレスの特徴は値段以上の満足感があるという点にあります。
さすがに大手だけあり、それなりの品質は維持しています。
メーカー自体がお値段以上を売り文句としているだけあって、最高品質のベッドマットレスではないものの、手頃な価格で購入できるにも関わらず、それなりのクオリティであるのが特徴です。
あまりお金はかけられないものの、満足度の高いベッドマットレスが欲しいときには、ニトリを試して見る価値があると言えるでしょう。
フランスベッド
ベッドマットレスには様々なメーカーがありますが、最も知名度があるブランドのひとつはフランスベッドでしょう。
フランスベッドと言うものの、実は日本のメーカーなので、湿度の多い日本に合わせて製造されています。
また、選べる種類も豊富なので、寝心地や通気性、硬さなどタイプや好みに合わせて選ぶことができます。
天然のエコ素材である羊毛綿は冬は暖かく吸湿性に富んでいます。
高温多湿な日本では高級寝具として知られ、子どもから高齢者までが愛用しています。
近年では介護ベッドも人気があります。
シーリー
ベッドマットレスのシーリーは、世界の一流ホテルでも選ばれているマットレスで、心地よい眠りを常に科学的な視点から追求しているメーカーです。
整形外科医の協力も得て、実際に身体を横にした時に理想の寝る姿勢になるよう設計されています。
独自の快眠テクノロジーが満載のマットレスなので、寝心地は抜群です。
ホテルのスイートルームのようなラグジュアリー感もあり、最高の睡眠を提供してくれるマットレスになっています。
シモンズ
高品質のマットレスメーカーと言えば、老舗のシモンズを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
世界NO1マットレスメーカーと言っても過言ではないでしょう。
高品質を売りとして高いブランド力を持つメーカーであり、高級ホテルでもベッドが使われていることが多く、マットレスの品質に関しても他をリードしています。
値段は多少高めではありますが、それに見合った十分な満足感を得られるメーカーとなっています。
ベッドマットレスのサイズ
シングル
選び方
一人で寝る方に最適なのがシングルサイズです。
特にワンルームマンションに住んでいる方であれば、ノンコイルの三つ折りタイプも選択肢に入るでしょう。
折りたたみタイプのノンコイルマットレスは、眠る以外は折りたためるので部屋の隅に置くことができますし、ソファにしたい人にもピッタリです。
寝返りのしやすさを重視するならば、サポート力がある高反発のマットレスが向いています。
身体にフィットする心地よさを優先するなら、身体が沈む柔らかい低反発マットレスですが、腰痛になるリスクがあるので、あまりおすすめできません。
サイズ
一般的なシングルサイズのベッドマットレスは、幅が97cmで、長さが195cm程度です。
6畳程度の一人部屋におすすめのサイズと言えるでしょう。
最近では幅がコンパクトになった小さめのシングルサイズマットレスも売られています。
しかし、寝返りするには、最低幅70cm以上が必要と言われているので、ある程度の余裕を持った方がいいでしょう。
あまり幅のないベッドマットレスは子供用だと割り切った方がいいかもしれません。
ベッドマットレスは自分に合ったサイズのものを選ぶことが非常に大切になってきます。
寝心地や快適感はもちろん、寝返りのしやすさ、精神的な余裕にも影響してきますし、部屋の印象も大きく変わってくるからです。
つまり、マットレスのサイズひとつで、毎日の生活を送っていく上で大きな満足感に関わってくるのです。
低反発であれ高反発であれ、また折りたたみの三つ折りタイプであれ、適切なサイズのものを選択すべきです。
セミダブル
選び方
いくつかあるベッドマットレスサイズの中で、多くの支持を集めるのが「セミダブル」です。
部屋の広さに余裕がある一人暮らしの方なら、シングルではなく、セミダブルがいいでしょう。
楽に寝返りができる気持ちの余裕が快眠につながるからです。
また、一人でゆったりと寝たいというニーズにプラスして、場合によっては二人で寝たいという場合はセミダブルが最適なサイズになるでしょう。
素材には低反発素材と高反発素材があり、素材の性質によって寝心地が左右されます。
サイズ
一般的なセミダブルのサイズは幅が120cmで長さが195cmです。
6畳以上の部屋におすすめのサイズです。
2人で寝ることもできますが、一人でゆったりと寝たい方に合わせたベッドサイズだとお考えください。
シングルサイズに比べ、幅が20cm以上、広くなっている点に優位性があります。
この20cmの差は、思っているより大きいのです。
マンションに住んでいる人には、セミダブルサイズの三つ折りタイプや折りたたみタイプが人気です。
セミダブルであっても、折りたためればコンパクトになるので、収納が容易になります。
また、持ち運びに便利で干しやすいというメリットがあります。
ダブル
選び方
ダブルサイズのベッドマットレスは、カップルや夫婦におすすめです。
大柄の人はダブルを一人で利用してもいいでしょう。
マットレス素材には、低反発と高反発がありますが、自分の体に合う方を選びましょう。
三つ折りや折りたたみができるものがあれば、収納しやすいですし、限られたスペースを有効活用することができます。
サイズ
一般的なダブルサイズは、幅が140cm、 長さが195cm程度です。
ワンランク上のホテルでも使われるサイズでなので、ご夫婦でも使用できますし、もちろん一人でもゆったりと使うことができる余裕があるサイズです。
部屋の広さと予算に余裕があれば、おすすめしたいサイズがダブルです。
ベッドマットレスで腰痛対策
高反発マットレスがおすすめ
座りっぱなしのデスクワークが多い現代では、腰痛に悩んでいる方人が増えています。
そのようなとき、まず見直すべきは「マットレス」です。
特におすすめなのは「高反発マットレス」です。
毎日眠る際に高反発マットレスを使用することによって、腰が沈み込むことを防いで寝姿勢を自然な状態に保つことができます。
また、適度な反発力が寝返りをサポートしてくれるので、快眠できる確率が上がるのです。
このような効果が期待できる高反発マットレスを選ぶと、結果的に腰の痛みを緩和させることが可能になるのです。
腰痛治療で病院や整体に行けば高額な医療費がかかりますが、それに比べリーズナブルな料金で質の高い眠りを提供してくれるマットレスは、新たな腰痛緩和の方法として、多くの人々から支持を得ているのです。
既存のマットレスにマットレストッパーを敷く
マットレストッパーは、既存のマットレスや敷布団の上に敷くマットレスのことで、マットレスパッドとも呼ばれます。
浅田真央さんや錦織圭選手が出演しているCMでお馴染みの「エアウィーヴ」などが有名です。
お使いのマットレスにトッパーを敷けば、寝心地や感触の改善に繋がるので、腰痛で苦しんでいる人は、マットレスを買い換える前にトッパーの設置を検討してみるといいでしょう。
腰痛対策には、身体が沈み込まないような、やや硬めのトッパーがおすすめです。
厚みは5cmほどあれば十分でしょう。
マットレスが柔らかいと体重の重みで沈み込み、寝ている間に腰が曲がり続けてしまいます。
トッパー1枚で、この状態を驚くほど改善できるのです。
ほんの少しの睡眠環境の改善だけで、腰痛の悪化は防げるので、トッパーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
人気のベッドマットレス比較
コスパのよいベッドマットレス
13層やすらぎマットレス
13層やすらぎマットレスは、雲のやすらぎ敷布団のコンセプトをそのままに、高反発ベッドマットレスの形になった商品です。
このマットレスは睡眠中もベストな寝姿勢を保ってくれるという特性があり、硬いコイルが肩甲骨や骨盤の重さに合わせて沈むことで腰や首などを支えて背骨のS字カーブを維持してくれるのです。
コイルが沈むことで体圧が分散されるので、体の一部分ばかりに負担がかかるということもなく、理想的な寝姿勢でそのまま朝までぐっすりと休息できるのです。
シモンズやシーリーといった高額なマットレスメーカーの商品と機能は変わりませんが、圧倒的に安いので、コスパは最高です。
マットレスの機能では妥協したくないけど、価格は抑えたいという方の最適の選択になるでしょう。
モットン
大人気高反発マットレスと言えば「モットン」でしょう。
モットンは、価格以上の機能を有するとして、コストパフォーマンス最高のベットマットレスです。
もちろん、金額だけで見れば決して安価なマットレスではありません。
楽天などのネット通販サイトを見れば、もっと安いマットレスはたくさん売られています。
しかし、価格に対しての使い心地、即ち「コスパ」を考えると、かなり評価の高いマットレスだと言えるでしょう。
品質は世界一流の高級マットレスにも劣らないとの声も多く、それでいて価格は高級品の半分以下となるわけですから、高いものを試してみたいけれども、マットレスにそこまでお金をかけることができないという人に最適です。
返金保証があるのも試しやすくて嬉しいポイントになっています。
寝心地のよいベッドマットレス
寝心地のよいベッドのマットレスには「腰が不用意に沈むことにないよう硬さを調整し製造されている」という特徴があります。
中でも世界トップブランドのマットレスは寝心地が桁違いです。
アメリカの老舗メーカー「シモンズ」のマットレスは、高品質なポケットコイルが使用されており、衝撃吸収効果が高いため、抜群のクッション性があります。
機能や素材が睡眠の質にどのように左右するか、科学的に解明しながらベッド作りを進めている点も素晴らしいです。
アメリカシェアナンバーワンの「シーリー」では、独自のポスチャーテックコイルを採用しています。
世界に先駆け整形外科医と連携し、身体にかかる体圧を分散させる効果があるマットレスの商品開発に取り組んできた実績があります。
国内メーカーの「フランスベッド」では、日本人の身体や骨格を研究し、日本人に相応しいベッドを製造しています。
1本の銅線から編み上げたバネを使用し、相互につながったスプリングによって体圧を均等に受け止めることができるため、一部分の落ち込みがありません。
有名メーカーのマットレスなら、心地よく睡眠をとることができるはずです。
但し、価格が高いので、お財布と相談して決めなければいけないでしょう。
ベッドマットレスカバーは必要か
ベッドパッドを敷く
汗対策で衛生的に
ベッドマットレスを使用する場合、直接肌がマットレスに触れる状態になると汗や皮脂が付着して汚れてしまいます。
こうならないよう、衛生状態を保てる使い方をしなければいけません。
特にコイルマットレスはそのまま洗濯することができないため、注意が必要です。
汗や皮脂を原因とするカビが発生してしまえば、廃棄する以外に手がなくなってしまいます。
肌や汗がマットレスに触れないためにも、マットレスに敷く専用のベッドパットを利用することをおすすめします。
ベッドパットは季節に合わせて様々な素材や使用感の商品があり、好みに合わせて選択ができます。
ダニの発生を予防する
ベッドマットレスのマットレスカバーは、防ダニのために必要です。
それに加えてベッドパッドもマットレスの上に敷くと、ダニの発生を予防することができて衛生的です。
マットレスカバーとベッドパッドは、こまめに取り換えて洗濯するといいでしょう。
マットレスは洗うことができないので、カバーが洗えると、寝具をいつも清潔に保つことができます。
BOXシーツを使う
ベッドマットレスを保護するために有用なのは「BOXシーツ」です。
BOXシーツなら、ズレることがないので、マットレスの表面の肌の密着を防ぐことができます。
また、BOXシーツとベッドマットレスカバーの併用もおすすめです。
マットレスカバーを取り付ける理由としてカビや湿気の対策がありますが、BOXシーツを併用することで、より効果が上がります。
マットレスカバーとBOXシーツを使わない状態でベッドマットレス使用していると、汗を吸収してしまい、汚れが目立ってしまうだけでなく、カビやダニが発生してしまい、マットレス自体の劣化が早くなってしまうリスクがあります。
更に、汗や皮脂の影響で、臭いもひどくなってしまうことがあるのです。
BOXシーツを使用すれば、ベッドマットレスを完全に包み込むことができるので、汗によるマットレスの劣化を防ぐことができるでしょう。